訪問リハビリをしていて想うこと①
2021/12/17
株式会社ブリッジは大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・和歌山県の関西5府県におきまして、自費リハビリ(自費の訪問リハビリ)の事業を展開しております。
病院や訪問リハビリの臨床経験豊富な理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)が訪問を行い、生活や身体状態に合わせた維持だけではなく、改善を目的とした下記のような様々なリハビリテーションをご提供しております。
訪問リハビリは様々な施設やご自宅に伺ってリハビリテーションをご提供します。
今回は、とある施設でスタッフさんに言われたことをご紹介します。
ご利用者様は施設ご入居の方で、認知症があります。
その方はお一人で椅子から立ち上がって歩いたり、ベッドからお一人で起き上がって歩かれます。
ただ、お一人で歩くのには不安定で、転倒の危険性が高い状態です。
施設様は万が一転倒をしても、軽傷ですむようにベッドの横に分厚いマットを敷いたりと、色々工夫をされています。
ある日、リハビリをしているときに、施設スタッフさんより
「一人で歩いてしまうから(リハビリで)立ち上がったり、歩く練習はしない方がいいんじゃないですか?」
「この人に何のリハビリをするんですか?」
と言われました。
そもそもなぜ立ち上がる練習や、歩く練習をしているのか?
立つことができないから、歩くことができないから、という理由だけで立つ練習や歩く練習をしているわけではありません。
上記の動作練習をすることで、全身筋力の維持・向上や心肺機能の維持・向上が見込まれるからです。
もちろん、しっかりと立ち上がったり、歩けるようになるという目的もあります。
立ち上がりはトイレ動作にもつながり、トイレ動作の介助量の軽減にもつながります。
先ほどの施設スタッフさんから言われた時に、ある程度は上記の説明をさせてもらいましたが、あまり腑に落ちていない感じでした。
「一人で勝手に歩き回られて、手がかかるからやめてほしい」というニュアンスでしょうか。
でもそれは、他人が勝手に決めていいものなのでしょうか?
違うと思います。
ご家族様も、ご本人(リハビリの際に頑張って立ち上がったり、歩いたりしてくださいます。元々歩くのがお好きな方でした)も動けるようになりたいというご希望をお持ちです。
人間は、誰しもが歳をとっていきます。
ですが、なるべく元気に年をとっていきたいはずです。
そこは他人がどうのこうの、施設の都合(人員不足などがあると思いますが)で決めるべきではないと思います。
少なくとも介護のプロですから、転倒予防は我々リハビリ職種とともに一緒に考えていかなければならないと思います。
弊社もできるだけ、転倒予防に向けて施設様と情報共有をしています。
自室の環境調整(ベッドや手すりの位置など)もアドバイスも行っています。
少しでもリハビリをする目的の理解が深まれば、この国がより良い介護をしてけるようにと日々想っています。
株式会社ブリッジは下記の地域で訪問リハビリテーションをご提供しております。
[大阪府]
大阪市、堺市、豊中市、吹田市、箕面市、茨木市、高槻市、摂津市、寝屋川市、枚方市、守口市、門真市、大東市、東大阪市、八尾市、松原市、藤井寺市、羽曳野市、富田林市、大阪狭山市、河内長野市、和泉市、高石市、泉大津市、岸和田市、貝塚市、泉佐野市、泉南市など
[兵庫県]
神戸市、芦屋市、西宮市、宝塚市、尼崎市、伊丹市、川西市など
[京都府]
京都市、南丹市、亀岡市、長岡京市、向日市、八幡市、宇治市、城陽市、京田辺市など
[奈良県]
奈良市、生駒市、大和郡山市、天理市、桜井市、宇陀市、香芝市、葛城市、大和高田市、橿原市、
御所市、五條市など
[和歌山県]
和歌山市、岩出市、紀の川市、橋本市、海南市、有田市など
株式会社ブリッジがご提供する自費の訪問リハビリテーション(自費リハビリ)につきまして、リハビリ内容や費用、リハビリ開始までの流れなど、どのようなことでもお気軽にお問い合わせください。